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【2025年最新版】リフォームで使える補助金・助成金まとめ

  • リフォーム補助金・助成金

こんにちは。今回はリフォームを検討中の皆さんへ、「現場監督 福田(1級建築施工管理技士)」が、2025年最新のリフォーム補助金・助成金情報をわかりやすくお届けします。

せっかくお金をかけるなら、国や自治体の補助金・助成金をしっかり使って、賢くおトクにリフォームしましょう!
この記事では、2025年に使える代表的な補助金とそのポイントを、初心者でもわかるように解説していきます。

※本記事内容は2025年3月31日時点の情報を元に記載しています。


はじめに

「家が寒い・暑い」「使いづらい場所が増えてきた」そんな悩みを感じ始めたら、リフォームのタイミングかもしれません。
とはいえ、リフォームは決して安い買い物ではありませんよね。
そんな時に役立つのが、補助金や助成金。

「知らなかった」ではもったいない!
2025年は特に「省エネ」「子育て」「高齢者対応」のリフォームに対して、手厚い補助金制度が充実しています。
この記事を参考に、補助金のチャンスを逃さず、賢くリフォームできるヒントが手に入れてくださいね。


[2025年]注目のリフォーム補助金・助成金一覧

①子育てグリーン住宅支援事業(国の補助金)

※以下はリフォームに限定して記載しています。

【ポイント】
・最大60万円まで補助
・対象:高断熱窓・節水トイレ・高効率給湯器など
・子育て世帯や若者夫婦世帯に特に手厚い補助
・申請には登録業者による施工が必要

【申請締切】
2025年12月31日まで(予定)

【終了条件】
予算上限に達した場合は、期限前でも受付終了します。2024年も想定より早く終了したため、早めの申請が重要です。



②長期優良住宅化リフォーム推進事業(国の補助金)※終了しました

【ポイント】
・最大250万円の補助金
・対象:耐震補強、断熱・省エネ改修、バリアフリー、劣化対策など
・住宅の性能を大幅に引き上げて、長く快適に暮らしたい方におすすめ

【現在の状況】
令和6年度(2024年度)分の交付申請は、2025年1月31日で終了しました。
現時点(2025年3月時点)では、令和7年度(2025年度)分の公募や詳細は未発表です。

【今後の対応】
制度の継続が予想されるため、国土交通省などの公式発表を随時チェックし、準備を進めておくのがおすすめです。


③先進的窓リノベ2025事業

【ポイント】
・断熱性能の高い窓・ドアの交換や内窓設置に対して補助
・最大200万円/戸
・光熱費削減、結露防止にも効果絶大
・補助額は工事費の約50%になるケースもあります

【申請締切】
2025年12月31日まで(予定)

【終了条件】
予算消化次第終了。2024年度は秋ごろに早期終了となった地域もあったため、検討中の方はとにかく早めの申請がカギです。



④介護保険による住宅改修補助

当社施工事例

【ポイント】
・手すりの設置や段差解消、トイレの洋式化などのバリアフリー改修に補助
・最大20万円(自己負担1~3割)
・高齢者が暮らしやすい家づくりに有効

【申請締切】
制度としての期限はありませんが、改修前に必ず申請が必要

【終了条件】
一定の条件を満たした場合にのみ適用されます。事前の要介護認定とケアマネジャーのプラン作成が必須なので、計画は余裕を持って進めてくださいね。



⑤自治体独自のリフォーム補助金・助成金

【ポイント】
・各市町村で独自の補助金制度を実施している場合も
・工事費の10~30%を補助する自治体もあります
・内容や条件は自治体によって異なるので、必ず最新情報をチェックしてください

【申請締切】
多くの自治体が年度末(2025年3月末)を締切とする場合が多いですが、予算がなくなり次第終了となるのが通例

【終了条件】
特に人気のエリアや大型工事は、予算が春~夏に終了する自治体もあります。
各自治体の「リフォーム補助金・助成金ページ」をこまめにチェックしましょう。

現場監督 福田からのアドバイス①

補助金は「早い者勝ち」の側面があります。
動くのが遅いと、予算が終了して申請できなくなることもあるので、情報収集や計画は早めに動くのがおすすめです。


補助金・助成金の対象となるリフォーム工事とは?

工事の種類補助金対象の例
断熱改修窓の交換・内窓設置、外壁や天井への断熱材追加
バリアフリー改修手すり設置、段差解消、トイレの洋式化
耐震改修耐震補強、基礎補強、耐震壁の設置
水回りリフォーム節水型トイレ、高効率給湯器、省エネ型エアコンの導入
再生可能エネルギー導入太陽光発電、蓄電池設置

現場監督 福田からのアドバイス②

補助金を活用してリフォームを行った場合、光熱費が下がったり、暮らしの快適さが向上したりする事例が多くあります。
まずは補助金制度の内容やスケジュールをよく確認し、余裕を持った行動を心がけましょう。

補助金を受けるための条件・注意点

①工事前に申請が必要!

申請前に工事を始めてしまうと、補助金の対象外になる場合がほとんどです。
必ず「契約前」「着工前」に補助金の申請を行ってください。

②登録業者による施工が必須

国や自治体が定めた登録業者でないと、補助金の対象外になるケースが多いです。
まずは補助金申請実績がある施工業者に相談するのが安心ですよ。

③予算上限に注意!

補助金は年度予算が限られているため、予算が終了すると募集自体が締め切られます。
特に国の補助金はスピード勝負な場合もあるため、早めの申請が鉄則です。



補助金を活用したお得なリフォーム

<当社施工事例>

(一例)築35年の木造住宅の断熱&省エネリフォーム

リフォーム内容・窓の断熱改修(内窓設置+窓交換)
・外壁塗装(遮熱塗料使用)
・高効率エコキュート設置
使用した補助金・助成金・先進的窓リノベ2025事業(内窓・窓交換に対して)
・子育てグリーン住宅支援事業(エコキュート導入に対して)
補助金総額約85万円(先進的窓リノベ:60万円、子育てグリーン住宅支援事業:25万円)
工事費全体270万円 → 実質185万円に
ポイント断熱性能が大幅アップし、夏の冷房費・冬の暖房費が年間で約20%ダウン。
補助金を使って「快適さ」と「省エネ」を両立したリフォーム事例です。

現場監督 福田からのアドバイス③

補助金を複数併用できると、かなりのコストダウンが期待できます。
ただし、補助金ごとに対象条件や申請時期がバラバラなので、しっかりスケジュールを立てることが重要でになるため、「どう組み合わせるか?」はプロに相談するのが確実です。


よくある質問Q&A

Q1.補助金と助成金はどう違うの?

A.基本的には「もらえるお金」と考えてOK。名称が違うだけで、内容や制度の違いはあまり気にしなくて大丈夫です。

Q2.複数の補助金を併用できるの?

A.併用できる場合も多いですが、制度によっては併用不可なケースもあります。施工業者がしっかり確認するので、まずは相談してみてください。

Q3.DIYリフォームは補助対象になる?

A.原則として、補助金対象は「登録事業者による施工」のみ。DIYでは対象外となることがほとんどです。

Q4.申請は自分でやらなきゃいけない?

A.基本的に施工業者が代行してくれます。手続きに不安がある場合は、実績のある業者にお願いするのが安心です。

Q5.補助金をもらうのにどれくらい時間がかかる?

A.補助金の種類によって異なりますが、申請から振込まで2~3か月ほどが目安です。
申請時期や混雑状況によっても変動します。



まとめ|2025年のリフォームは補助金を賢く活用

リフォームは決して安い買い物ではありませんが、国や自治体の補助金・助成金を利用すれば、ぐっと手の届くものになります。「こんなにお得にリフォームできるなら、もっと早く知りたかった!」と感じる方も多いので、行動は早い方が絶対にお得ですよ。

この記事を書いた人

福田 雄一郎[現場監督/1級建築施工管理技士]

工務部では部長としてリフォームを中心に現場管理をメインに担当しています。本ブログでは「私自身がリフォームをするのであればこうする」という視点でみなさまに役立つ情報を紹介していきます。よろしくお願いいたします。