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【2025年最新版】奈良県で使える!リフォーム補助金・助成金まとめ

  • リフォーム補助金・助成金

こんにちは。今回は奈良県でリフォームを検討中の皆さんへ、「現場監督 福田(1級建築施工管理技士)」が、2025年度に使える奈良県内限定の補助金・助成金情報をわかりやすくお届けします。

せっかくお金をかけるなら、国だけでなく、地元・奈良の補助制度も上手に使って、賢くおトクにリフォームしましょう。

※本記事内容は2025年4月15日時点の情報を元に記載しています。


<関連ページ>
【2025年最新版】リフォームで使える補助金・助成金まとめ(全国版)

※この記事では「奈良県や市町村の独自制度」を紹介していますが、全国共通で使える【国の補助金】については上記リンク先で詳しく解説しています。

はじめに

「段差が多くて高齢の親が心配」「空き家を買ったけどリフォーム費用が不安」…
そんなお悩みをお持ちの方にこそ知っていただきたいのが、奈良県や各市町村のリフォーム補助制度です。

奈良県は歴史ある家屋も多く、古い住宅の維持や活用に対して前向きな支援制度が多数あります。
この記事を参考に、奈良県ならではの制度を上手に活用して、負担を減らしたリフォームを目指してくださいね。

[2025年]奈良県の主なリフォーム補助金・助成金一覧

①奈良県木の家地域材利用促進事業

【ポイント】
・奈良県産材を使った住宅リフォームや新築に対し、最大30万円程度の補助
・県内の登録事業者による施工が条件
・地元の木を使って「あたたかみのある暮らし」を実現したい方におすすめ

【申請条件】
・奈良県産材の使用量が一定基準を満たすこと
・県内での施工に限る

【申請期間】
・2025年度も継続見込み(詳細は奈良県庁HPを随時ご確認ください)

現場監督 福田からのアドバイス①

「木のぬくもりがある家にしたい」という方にはぴったりの制度。
断熱材や床材などに県産材を使えば、見た目の心地よさもグッと増しますよ。

②空き家活用型リフォーム補助金(奈良市・橿原市など)

【ポイント】
・市内の空き家を購入&住み始めた方にリフォーム費用の一部を補助
・自治体によっては最大60万円の補助も
・若い世帯や移住者にうれしい支援制度です

【補助額例】
・奈良市:最大50万円(所得制限あり)
・橿原市:最大60万円(工事内容による)

【対象工事】
・屋根・外壁・床の補修、水回りの更新、耐震・断熱改修など

現場監督 福田からのアドバイス②

空き家はうまく活用すれば「新築よりコスパよく理想の住まい」が叶う選択肢。
市の補助金を組み合わせれば、自己負担もかなり抑えられます。

③高齢者住宅改修費助成(多くの市町村で実施)

<当社施工事例>

【ポイント】
・手すり設置、段差解消、滑り止め床材などのバリアフリー工事に補助
・介護保険とは別枠で、市町村独自の助成あり
・多くの自治体で上限15~20万円

【申請条件】
・要介護・要支援認定を受けていること
・事前の申請・ケアマネジャーのプランが必要

【対象エリア例】
・大和郡山市、生駒市、天理市など多数

④耐震診断・改修補助(市町村によって異なる)

【ポイント】
・旧耐震基準(昭和56年以前)の住宅を対象に、診断や改修費を補助
・市町村により補助率や上限が異なるが、最大100万円超の補助も

【補助額例】
・生駒市:診断費 2/3補助(上限10万円)、改修は最大100万円
・香芝市:最大80万円(世帯所得要件あり)

【注意点】
・いずれも事前申請が必要
・診断から改修までワンストップでサポートしてくれる自治体もあります

現場監督 福田からのアドバイス③

「うちは昔の家だけど大丈夫かな…」と思ったら、まず耐震診断から始めてみてください。
診断だけなら負担も少なく、補助でほぼ全額まかなえることもありますよ。

奈良県での補助金活用リフォーム事例

<当社施工事例>

※以下は一例です。現場の状況により申請できる補助金や金額は異なります。

ケース①:橿原市 空き家を住み継ぐリノベ

リフォーム内容水回り一新、外壁塗装、耐震補強を実施
補助金空き家活用型リフォーム補助金(50万円)+奈良県木の家地域材利用促進事業(20万円)
ポイント実質負担が約25%減。若いご夫婦も納得の内容に。

ケース②:大和郡山市 高齢者の安心リフォーム

リフォーム内容手すり設置、段差解消、トイレ洋式化などバリアフリー改修
補助金高齢者住宅改修費助成(15万円)+介護保険住宅改修(18万円)
ポイント負担額はわずか3万円。高齢の親世代も安心して暮らせる住まいに。

よくある質問Q&A

Q1.補助金は複数併用できますか?

→ はい、制度によっては国・県・市町村の併用が可能です(重複対象は不可)。
事前にそれぞれの条件を確認してくださいね。

Q2.工事が始まってから申請しても大丈夫?

→ ほとんどの補助金は「着工前申請」が必須です。
契約前に制度の確認を忘れずに。

Q3.市町村の制度はどうやって調べればいいの?

→ 各自治体の公式HPに「リフォーム補助金」「住宅改修助成」の情報が掲載されています。
わからない場合は市役所・役場に直接問い合わせてください。

Q4.所得制限はありますか?

→ 制度によって異なります。若者・子育て世帯向けの補助金は制限ありの場合も。
一方で「県産材活用」「耐震診断」などは所得制限なしのことが多いです。

まとめ|奈良県の補助金を賢く使って、ムダなくリフォーム!

奈良県内では、古い家の活用や安全性の向上、子育てや高齢者への配慮を目的とした補助金が数多く存在します。
制度を知って動くことで、数十万円単位の差が出ることも。

年度初めは、各自治体も予算に余裕があります。
この記事を参考に、ぜひこの春からのリフォーム計画に役立ててくださいね。

この記事を書いた人

福田 雄一郎[現場監督/1級建築施工管理技士]

工務部では部長としてリフォームを中心に現場管理をメインに担当しています。本ブログでは「私自身がリフォームをするのであればこうする」という視点でみなさまに役立つ情報を紹介していきます。よろしくお願いいたします。