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【プロが解説】50代・60代におすすめのお風呂リフォーム!失敗しない選び方と厳選商品3選

  • お風呂

はじめに

<当社施工事例>

こんにちは。現役の現場監督の福田です。

家を建ててから年月が経ち、そろそろお風呂が古くなってきたと感じている方は多いのではないでしょうか。そんな中、50代・60代でのリフォームは、今の使い勝手だけでなく老後の暮らしを見据えたタイミングでもあります。

本記事では、将来にわたって安全で快適に入浴するために押さえておくべきポイントと、プロがおすすめする厳選商品を1級建築施工管理技士の現場監督・福田がポイントを詳しく解説します。

50代・60代がお風呂リフォームで押さえるべき5つのポイント

※イメージ/リフォーム前の浴室

50代や60代でお風呂を新しくするなら、10年後や20年後の暮らしを想像することがポイント。お風呂のリフォームは人生で1回か2回程度と言われています。

若い頃は気にならなかった段差や寒さが、年齢を重ねると大きな負担や危険に変わるため、以下の5つのポイントを押さえてください。

①将来のためのバリアフリー対応

<当社施工事例>

お風呂場は家の中でも特に滑りやすく、浴槽に入る際に手すりがないとバランスを崩して転倒する事故が起きやすい場所です。つまずかないように出入り口の段差をなくしたり、開けやすい引き戸にしたりすることは、長く安全にお風呂を楽しむための基本になります。

現場監督 福田からのアドバイス①

手すりは今すぐ必要なくても、リフォームのタイミングで壁の下地(補強)だけでも入れておくのがおすすめです。後から手すりを付けたくなった時、壁の強度が足りないと大がかりな工事になって費用がかさんでしまいます。最初から準備しておけば安心ですよ。

②ヒートショックを防ぐ温かいお風呂づくり

<当社施工事例>

暖かい居間から寒い脱衣所、そして冷え切った浴室へと移動する際の急激な温度変化は、血圧が上下し心臓や血管に負担をかけるヒートショックの原因になります。理想は浴室全体と脱衣室の断熱性を高めることです。ただし、間取りの制限などで脱衣室のリフォームが難しい場合は、小型ヒーターを置くなど、家の中の寒い場所をなくす工夫が命を守ることに繋がります。

③介護が必要になった時の備え

<当社施工事例/バリアフリー仕様>

もし車椅子での生活や介護が必要になった場合、洗い場や脱衣所に少しゆとりを持たせておくと、介助する側もされる側も動きやすくなり、負担がぐっと減ります。

④お掃除がしやすいお風呂選び

<当社施工事例>

年齢とともに、かがんで浴槽を洗ったり床をこすったりするのは腰や膝にこたえるようになります。もちろんまったく掃除が不要になるということはありませんが、ボタン一つで浴槽内を自動洗浄してくれる機能などがあるため、こういった設備を取り入れて日々の家事負担を減らす視点も大切です。

⑤家を子どもに残す場合や同居を見据えた選び方

※イメージ

将来、お子さん世代に家を引き継ぐ可能性があるなら、みんなが使いやすい広さや、お湯が冷めにくい断熱浴槽を採用するなど、家族で話し合って決めるのも良い方法です。

プロが本音で選ぶ!おすすめのユニットバス3選

先ほど挙げた5つのポイントを踏まえ、50代・60代の方の体への負担軽減や安全性をしっかりカバーしてくれる、おすすめのユニットバスを3つご紹介します。

TOTO「サザナ」:圧倒的な床の柔らかさとコスパの良さ

出典:TOTO(お掃除ラクラクほっカラリ床)

普及価格帯の中でもトップクラスの人気を誇るTOTOのサザナは、50代・60代の方にも支持されています。その理由は、膝や腰への負担を大きく軽減してくれる「お掃除ラクラクほっカラリ床」です。

床の内部にクッション層が入っているため、万が一転倒した際の衝撃を和らげ、膝をついても痛くないほど柔らかいのが特徴です。また、冬場でも足裏にヒヤッとした冷たさを感じないため、ヒートショック対策としても有効。機能性が高いにもかかわらず、金額的にも安く抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。

現場監督 福田からのアドバイス②

水回りの設備を扱う卸売業者の営業マンに「自分の家でお風呂をリフォームするならどのメーカーにする?」と聞いたことがあるのですが、彼は迷わず「キッチンならクリナップ、お風呂ならTOTO!」と答えていました。毎日あらゆる製品を見ている人間が自宅に選びたいと言うくらい、TOTOのお風呂は品質や使い勝手の面で信頼されている証拠ですね。

LIXIL「リデア」:費用を抑えつつ無駄のないお風呂に

出典:LIXIL(エコベンチ浴槽)

リフォームにかかる金額をできるだけ抑えたい、予算を重視したいというお客様に、私たちがご提案することが多いのがLIXILのリデアです。

このお風呂が50代・60代におすすめな理由は、年齢に合わせた安全設計をピンポイントで組み込める点にあります。たとえば、通常の浴槽だと広すぎて滑ってしまいそうで怖いというご高齢の方には、浴槽内に段差がある「エコベンチ浴槽」を選ぶことで、足の踏ん張りが効き安心して入浴できます。さらに、手すりとしての安全面と収納機能を兼ね備えた「スマートエスコートバー」を採用すれば、洗い場での立ち座りも安全に行えます。不要なオプションを省くことで、無駄のない適正価格なお風呂を作ることができます。

トクラス「every」:オプションなしならリデアと同価格帯で狙い目

<当社施工事例>

三つ目は、トクラスのevery(エブリィ)です。トクラスという名前にあまり馴染みがない方もいるかもしれませんが、実はとても狙い目の商品です。

50代・60代のリフォームでは、これからの老後資金を考えると予算配分も重要になります。everyはメーカーのラインナップの中では中級グレードに位置づけられるお風呂なのですが、特別なオプションを付けなければ、先ほど紹介した予算重視のLIXILのリデアとほぼ同じくらいの価格帯で導入することができます。

標準仕様のままでも中級グレードならではのしっかりとした基本性能や質感を備えているため、予算を無理に上げずとも安っぽくならない、コストパフォーマンスが極めて高い穴場的な存在です。

お得にリフォームを進めるコツとは?

手前味噌ですが、実は、このように費用を抑えられるのには理由があります。当社(山中木材)はトクラスと特別提携を結んでおり、仕入れコストを安く抑えられているため、この価格が実現できています。もちろん当社に限らず、他のリフォーム会社でもそれぞれ「得意なメーカー」や「特別に提携して安く仕入れられるメーカー」を持っています。リフォーム会社に相談する際は、「お宅ではどこのメーカーなら安く入れられますか?」と聞いてみるのも、お得にリフォームを進める賢いコツですよ。

よくある質問(FAQ)

Q1. お風呂リフォームの工事期間はどれくらいかかりますか?

A. 今の浴室がユニットバスなのか、昔ながらのタイル張りのお風呂(在来浴室)なのかによって変わります。ユニットバスからの交換ならだいたい3日から4日間程度、タイル張りのお風呂からユニットバスにする場合は7日間(7営業日)ほど見ておくと安心です。

Q2. リフォーム中は家のお風呂に入れませんか?

A. はい、工事期間中はお風呂を使うことができません。そのため、近くの銭湯や日帰り温泉を利用していただくことになります。少し不便をおかけしますが、新しいお風呂に入るのを楽しみに、ちょっとした温泉旅行気分を味わう方もいらっしゃいます。

Q3. 予算があまりないのですが、最低限どこを直せばいいですか?

A. まずは安全と健康に関わる部分を最優先にしてください。具体的には、入り口の段差解消、滑りにくい床への変更、そして浴室や脱衣所の寒さ対策としての断熱です。これらをクリアしておけば、将来の大きな事故を防ぐことができます。

現場監督 福田からのアドバイス③

カタログを見ると最新のオプション機能に目移りしてしまいますが、本当に毎日使う機能なのかを冷静に考えることが費用を抑えるコツです。例えば自動洗浄機能は便利ですが、ご自身の今の生活ペースに合っているか、維持費はどうなのかまで考えて選ぶと後悔しませんよ。

まとめ

<当社施工事例>

今回は、50代・60代に向けたお風呂リフォームのポイントと、おすすめの商品について解説しました。 金額を抑えつつ無駄のないシンプルなお風呂にしたいなら「リデア」や「every」、将来の体への負担や寒さをしっかり和らげたいなら「サザナ」を選ぶのがおすすめです。

お風呂は一日の疲れを癒やす大切な空間です。ただ古くなったから新しくするのではなく、10年後や20年後に自分の体力が落ちた時にも無理なく使えるかという視点を持って商品を選んでみてください。今の段階ですべてを完璧に決める必要はありません。この記事でお伝えしたポイントを参考にしながら、まずは自分がどんなお風呂でどんな時間を過ごしたいか、ご家族でゆっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。

皆様のリフォームが、これからの暮らしをより豊かにする素晴らしいものになるよう応援しています。

この記事を書いた人

福田 雄一郎[現場監督/1級建築施工管理技士]

工務部では部長としてリフォームを中心に現場管理をメインに担当しています。本ブログでは「私自身がリフォームをするのであればこうする」という視点でみなさまに役立つ情報を紹介していきます。よろしくお願いいたします。